| ■ | 悪徳商法の種類と関係する消費者トラブルに関する法律 |
悪徳商法、詐欺行為を行う者は、日々「新商法」を開発しています。 それを大まかに分類し、対策となる消費者トラブルに関する法律を列挙してみます。
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| 悪徳商法を接触場面別に分類 |
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訪問型 （1）点検商法 「配水管の無料点検」と称して高額商品を売りつけたり、工事を強要する。 （2）無料お試し商法 布団の無料クリーニングをして、高額な羽毛布団を買わせるなど。 （3）サンプル商法 浄水器などのサンプルを置いていき、回収時に高額商品を買わせる。 （4）見本工事商法 見本となる工事がしたいと持ちかけ、モデル現場にできれば安くすると、高額な請負契約を結ぶ。 （5）学習教材販売商法 高額な学習教材を、訪問販売する。 （6）かたり商法 「消防署のほうから来た」と消火器を売るなど。 街頭・集客勧誘型 （1）キャッチセールス商法 「アンケートに答えて・・」と呼び止め、事務所に連れ込み宝石を売るなど。 （2）モニター商法 布団の使用モニター募集と称し、モニター料が入る（うそ）ので安くなると、商品を売りつけるなど。 （3）霊感商法・開運商法 先祖の供養が必要ですと不安をあおって、高額な壷を買わせるなど。 （4）マルチ商法 化粧品を販売し、購入した人がさらに他の人に販売する。ネズミ講とは、商品が介在する点が違うだけ。 （5）ホームパーティ商法 料理教室を開いて、高額な鍋のセットを売るなど。 （6）絵画商法・展示会商法 展示会にさそって、無価値な絵を高額で売るなど。 （7）催眠商法・ＳＦ商法 会場に人を集め、集団興奮状態を誘引して高額商品を売るなど。 （8）自己啓発セミナー商法 マインドコントロールにより、さらに高額なセミナーを受講させるなど。 （9）求人まがい商法 新会社の役員にしますと、中高年者を集め、実際は健康食品を買わせるなど。 電話勧誘・広告型 （1）振り込め詐欺・オレオレ詐欺 息子や孫を装い、架空のトラブル処理費を搾取する。 （2）資格商法 在宅で仕事を紹介しますが、「資格が必要です」と高額な教材を買わせるなど。 （3）内職商法 自宅で高収入が得られると誘い、パソコンを売るなど。 （4）会員権商法 ほとんど資産価値のないゴルフ会員権などを売る。 （5）現物まがい商法・ペーパー商法 高額商品を商品の手交なくして、証券（ペーパー）だけを発行する。 （6）原野商法 二束三文の土地をだまして売る。 郵送・チラシ配布・ネット型 （1）融資保証詐欺 うその融資話で誘い、保証金などの名目でお金を騙し取る。 （2）送り付け商法 勝手に商品を送り付け、代金を請求する。 （3）架空請求詐欺 アダルトサイトの請求など、架空の請求をする。巧妙に、第三者に取り立ててもらう等の手を使う。 （4）当選商法 「当選しました」と連絡して、高額商品を買わせる。 （5）ワンクリック詐欺 携帯電話のクリックを誘引し、実際契約していない登録完了画面で、会費を騙し取る。 （6）スキミング詐欺 クレジットカードの磁器情報を盗んで、利用する。 （7）フィッシング詐欺 「偽サイト」で誘引し、金品を騙し取る。 （8）ファーミング詐欺 コンピューターウイルス等を使い、正規サイトから偽サイトへ自動誘導し、金品を騙し取る。 （9）ネットオークション詐欺 架空商品でお金を騙し取る。 （10）デート商法 異性の友人になったことを装い、高額商品を買わせる。別名、アポイントメント（約束）商法。 （11）募金詐欺 街頭で、うその募金活動をする。 |
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| 消費者トラブルに関する法律 |
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