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 内容証明郵便の書き方


決まりごと

内容証明郵便は、手紙ではありますが、いろいろな決まりがあります。

字数・行数

26行以内・1行は20文字以内

どんな紙に書いても、縦書き、横書き、どちらでもOKです。
「以内」ですので、20行でも、1行18文字でも、もちろんいいです。


句読点や記号も1文字として数えますので、注意が必要です。
特に1行の最後の「、」も1文字ですから、20文字目の後の「、」は21文字目となり、認められません。

部数

3部同じものを用意して下さい。
コピーでも、プリントアウトでも、カーボン使用でも結構です。

使える文字

漢字・仮名・数字のみです。
ただし、英字の固有名詞(商品名や車の型式など)は、OKです。
括弧、句読点、一般的な記号(+、%)も使えますが、これらも、1文字です。

訂正・修正

訂正や、削除したい文字は判読できるように線を引き、該当箇所の上欄に「2字訂正」 「1字加入」のように書いて、印を押します。

年月日・住所・氏名

文章中に必ず、作成年月日、差出人住所・氏名、受取人住所・氏名を書きます。

捺印

差出人氏名の下(横書きなら右)に、捺印します。
認印でOKです。訂正した際の印と同じ印鑑を押します。

封筒

本文で書いた住所氏名と同じでなければなりません。
封は、しないで、郵便局に持っていきます。

差出日付、差出人と受取人

内容証明文書の最初でも、最後でもかまいません
相手の住所・氏名、あなたの住所・氏名を正確に記載します。
封筒に記載する住所・氏名と同じでなければなりません。
差出日付も、年月日で記載します。


    タイトル

    内容証明のタイトルは、なんでもかまいません。

    「催告書」「契約解除通知書」「請求書」「通知書」等

    タイトルに困ったときは、「通知書」が無難です。

     
     内容証明郵便の出し方


    取扱郵便局

    内容証明郵便を取り扱っているのは、集配局と、地方郵便局長が指定した郵便局のみです。

    大きな郵便局なら扱っていますが、あなたの近所の郵便局が取り扱っているかどうかは、事前に電話して確認して下さい。


    窓口での対応

    必ず、
    「配達証明付の内容証明郵便にしてください」と、言って下さい。


    持っていくもの

    (1)
    内容文書1通・・・・・・・・・(受取り人に送付する手紙)

    (2)内容文書の謄本2通・・・・(差出人用と郵便局保存用)

    (3)封筒1通・・・・・・・・・・・・・(住所・氏名を書いた封筒。封は、しない)

    (4)内容証明に押した認め印(郵便局で訂正を求められることがあります)

    (5)郵便料金分のお金、又は、切手


    海外に住んでいる方が、内容証明郵便を出す方法

    海外にいても、手続はできますので御安心ください。

    (1)内容証明を作成し、日本の郵便局から出します。
       ・・・代理人や行政書士が行います。

    (2)差出人名は、あなたです。

    (3)差出人住所は、現在お住まいの住所です。

    (4)配達証明は、日本で出した人の住所へ送ってもらいます。

    (5)配達証明と、内容証明の謄本を、海外書留郵便で自分の住所へ
      代理人から送ってもらいます。




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